■ソフィは「大人」になれるのか?
ソフィが他のヒューマノイドと構造が同じであったのなら不可能だろうと思う。しかしソフィの体は光の粒子の集合によって形作られているものだ。そして原素(エレス)を吸収することも可能。これは千年前にラムダとの戦いの後に損傷した自らを修復する為に行った「単粒子保全」がそうだった。
しかし七年前、アスベルたちとの出会いによって、「守りたいもの」を認識した彼女は、傷ついたアスベル、ヒューバート、シェリアを守るために「分減保全」を行った。粒子化した自らを幾つかに分けて宿主に寄生するのがこの方法で、これには宿主が治癒する効果があり、重症を負ったと思われる彼らは無事で、シェリアの体が良くなっていった。
しかしこの「分減保全」は「単粒子保全」に比べて完全に復活出来る割合が少なく、事実、世界の中心の孤島での戦いの後、ソフィは体調に異変を来たした。後にフォドラに渡り、フォドラの技術によって彼女には足りなくなっていた粒子の補完が行われて完全に復活を果たすのだが。
前置きが長くなったが、ソフィの体が「光の粒子」で形作られていることが、「大人」になることが出来るかもしれない可能性の一つだと思われる。その構成を変化させることによって、外見を変える――つまり「大人」になることが出来るのでは無いだろうか。
ただし現在のソフィの外見=粒子の容量とすれば、その容量を増やさなければ上記の仮定も成り立たないものだろう。どう考えても子供より大人の方が大きく、それにより必要となる粒子も多くなるのだろうから。
しかしパスカルというある種の天才を始めとして、エフィネアに存在するアンマルチア族の力を結集させれば充分に可能なのでは無いだろうか。これにより、エンドロール後のエピローグに登場した「彼女」となるのでは無いかと考えるのだ。
ちなみに彼女が外見上「大人」になれるのかという問題と、子孫を残せるのか否かは別問題として考えたい。
ソフィの体が光の粒子で構成されているのは公式ではっきりとしているが、ではその構成は機械的なものか生物学的なものなのか。それともその両者を半分ずつ持っているのか。
この三つによって、その可能性は変わってくるのだと思う。