美容歯科 税理士 求人 day

記事一覧

掟ですから。

起きている間は~、という当サイトの掟発動です。この日記になってから初めて書いたかもしれませんが、そういうことなのです、はい。

ネタメモからPCに入力していると、紙面では結構書いたつもりがそんなに長くなかったりということが結構あります。特に紙面上でまとまったネタなんかは特に。それだけでまとまったので、ほとんど付けたしする必要が無いというか。今回の9番目のお題もそんな感じで……、多分500字以上700字以下。(訂正、文字カウントにかけてみたら766字でした。最短は一字違いで1だったり。最長は今のところ2200字で8でした)
ちなみにネタの中にレイリタがあるのですが、これは逆にどんどこ長くなっている状態。まとまりが無いと言えばそうなんですが……。というかわたしの書くレイリタはちゃんとレイリタになっているのかが激しく不安ですっ。

あああ、拍手でお題のコメント有難う御座いますっ。お返事は土日中にしっかりさせて頂きますが、まずは喜びを表現したく思い書いております。

では、また明日に。

9.はじめての日

【本編中/帝都脱出直後/ユーリ&エステル&ラピード/掌編】

 帝都下町から脱出し、一歩結界の外に出た二人は、目の前に広がる広大な「世界」に迎えられた。
 どこまでも続いているような広い大地、青々と茂る草に描かれたような街道、遮るものがなく吹き抜けて行く風、何ものにも切り取られずに頭上に広がる青い空。
「す、ごい……」
 正真正銘、これまで外に出たことが無かった、それどころか城という豪奢で広い籠から出たことのなかった少女は、あらゆる五感を刺激するような初めての「世界」に、沸き起こる感情をその一言に乗せて零した。
 隣に立つ青年もまた、その光景に目を奪われていた。結界の外に出るのは初めてではない。過去、騎士団に在籍していた短い間に任務でもって帝都近郊とは言え出たことがあるのだ。
 けれど、何にも属さないただのユーリ・ローウェルとしては彼にとっても今日が初めての日で。
「これを見ると、広い帝都もちっぽけなもんに思うんだよな」
「ユーリは、帝都の外に出たことがあるんです?」
「昔、仕事でな。個人としては今日が初めてだけど」
「それじゃあ、お互いに今日が『はじめての日』です」
 嬉しそうに微笑みながら青年を見上げて言った少女に、彼もまた口元を持ち上げ、そうだなと同意する。
「取り合えずこの快晴だ、他の状況はどうあれ、天気だけは幸先が良い出発になって何よりだぜ」
「はい。まずはデイドン砦、です」
「この街道を真っ直ぐ北だな。追いつかれる前に進むか」
「ワン」
 頷くと、ユーリに答えるように足元に座っていたラピードが腰を上げて一声吠えた。
「あの、そちらは?」
「ラピード。オレの相棒な」
「分かりました。宜しくお願いします、ラピード」
「ワフ」
「――そんじゃ……行くか、エステル」
「はい、ユーリ、ラピード」
 そうして二人と一匹は、陽光の降り注ぐ下「世界」への第一歩を踏み出した。


*帝都を出た直後を管理人的妄想で。